午後試験はどの言語で受けるべきか?
Java言語で受けるべきです。
午後のプログラム作成の問題は
- Java言語
- C言語
- COBOL言語
- CASL言語(アセンブラ=機械語)
- 表計算
のうち1言語または2言語を選択して解答します。
2題選択して解答するので1題ずつ選択言語を変えても良いです。
受かりやすい順番から並べると
- CASL
- COBOL
- Java
- 表計算
- C言語
となります。
CASLが受かりやすいのは受験者が少ない事、それによりこの言語での合格者を増やそうと毎回、主催者のIPAが行って来たこと。覚えるべき単語と文法が30個位しかい無く、短期に覚えられ,後はひたすら問題演習に時間を掛けることができるからです。
このため、北海道情報専門学校では土地バブル期からCASLで受験させて、秋からC言語の学習に入っていくようにしています。
しかし、この戦術には欠点があります。
CASLなど覚えてもどこももう使っていないからです。
そのため、貴重なプログラミングの勉強時間を浪費していしまいます。
COBOLも最近は需要が少し復活して来ているにせよ、仕事の中心は昔作った金融関係や事務系のシステムのメンテナンスの仕事がほとんどで就職で極端に不利になります。
表計算は水もので易しい時と難しい時に極端に分かれます。
Cは実用的ですが出題の歴史が古く、出題する問題の作成に作成者がいつも苦労しておりどうしてもパズル的な難しい問題になってしまいます。現役プログラマが好んで受験するにもかかわらず毎回合格率が低く、それを救済するため数回に1度、非常に問題を易しくします。
その点Javaは今PHPと並んで一番需要のある言語であり歴史が浅いため難易度も無難です。
ですので札プロの生徒さんはJavaで受験するか、保険の意味で表計算とCASLを独学で学んでいただき当日の問題の難易度を見てJavaとCASLなど2言語で受けていただいて合格していただいております。