基本情報技術者試験・応用情報技術者試験とは
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は,経済産業省が管轄している情報処理推進機構=IPAが実施しているプログラマの登竜門、パスポートといわれる試験です。
4月と10月の15日前後の年2回実施され、この試験に合格すると「ソフトウェア制作会社に採用された場合きちんと研修をすれば必ずプログラマとして通用しますよ。」というプログラマとしての資質を証明する試験です。
合格率は18%前後です。
応用情報技術者試験は、この基本情報技術者試験に合格した人が、2年ほど実務経験を積み「システムエンジニア」(=プログラマチームのリーダーでありシステムの総設計者)としての実力を証明するものです。
この2つは国家試験であり、応用情報技術者試験の上に「情報セキュリティスペシャリスト試験」があります。
これらの試験に唯一匹敵する資格はOracleデータベース試験の、特にGold以上。それに少し下がってサーティファイプログラミング能力認定試験Java・C言語の1級です。
プログラミング関連の資格試験で国が実施しれいるのはこの2つしか無いので権威と評価が違います。
日本にはITゼネコンと言われるソフトウェア制作の大手の会社があります。まず昔から5大ベンダーと呼ばれる「NEC 日立 富士通 沖 IBM」で6割、それらにIBM系のOracle、HPを含め上位10社で日本のソフトウェア生産の受注額の8割を占めています。
これらITゼネコンでは社員の新規採用や派遣社員の受け入れの場合統一の審査基準を設けています。それは
コンピュータの専門学校卒業以上である事
です。そしてこれらの専門学校や情報系の大学を卒業していない場合、スクールに通った場合でも独学でも『基本情報技術者試験を取得している人』という基準があるのです。
これらの学校の卒業生は経験者でない場合、ソフトウェア制作会社に未経験で応募した場合
「何か資格とかお持ちですか?例えば基本情報技術者試験とか」と聞かれることが非常に多いのです。
これがこの試験がプログラマのの登竜門ともパスポートとも呼ばれている所以です。
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